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広尾スナエビでカレー 見た目イマイチ 風味抜群

えびじゃこのスープカレーを開発した古田店長(右から2人目)、辻田部長(同3人目)と青年部メンバー

 広尾漁協青年部(辻田基樹部長、32人)はシシャモ漁で混獲される広尾産スナエビ(愛称・広尾えびじゃこ)の消費拡大を進めている。22日から帯広市内のカレー店「十勝スープカリーBelieve」(清流東2、古田誠一店長)の協力で、えびじゃこを使った新メニューを販売する。えびじゃこは一般に流通していないが、濃厚なエビの風味を生かし販路開拓につなげたい考えだ。

 えびじゃこを使った商品は、昨年満寿屋商店(帯広)と開発したパンやピザに続く第2弾となる。

 えびじゃこはサイズの小ささや殻の硬さ、見た目などから市場に流通せず、利用されていない。ただエビの味は濃厚で、漁師の間ではゆでたり揚げたりして食べられている。

 今回はエビ風味を生かそうと、油で揚げた後フレーク状に加工してスープのだしとして活用した。同店でもともとある甘エビを使った「海老スープカリー」(1130円)などの原料を、えびじゃこに置き換える。その他のメニューのスープも、えびじゃこスープに変更できる。

 原料のえびじゃこは青年部が手作業でシシャモや他の魚と選別して提供した。辻田部長(34)は「生産者が良さを直接伝え、工夫して広めていきたい」とし、古田店長は「風味が強く、だし原料として優れている。十勝産のエビをぜひ味わって」と話している。

 同店を運営するアルムフードサービス(帯広、清信祐司社長)では3~6月に期間限定で、系列のラーメン店「北海道十勝らーめん木の葉」の十勝、日高の計4店でも、えびじゃこを使ったメニューの提供を予定している。

<スナエビ>  正式名称アムールエビジャコ。北海道沿岸など、特に道東に多く生息する。体長は3~5センチで、色は黒っぽく、加熱してもあまり赤くならない。満寿屋商店でもソース原料として使われている。

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