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荘内日報社

伊料理人来鶴 食文化を学ぶ 出羽三山精進料理や漬物の発酵文化など熱心に

 ユネスコ食文化創造都市に認定されている鶴岡市に14日、イタリア・アルバ市にある国際料理学校「ボキューズドールイタリア」のルチアーノ・トーナ代表とその教え子の6人が出羽三山の精進料理や漬物の発酵文化、日本酒の歴史などを学ぶ食文化研修のために来鶴した。

 この日、一行は市役所を表敬訪問などした後、同市のつるおか食文化市場FOODEVER(フーデバー)で「地域を豊かにする食と料理人の役割」と題して講演。市内の料理人や飲食店関係者などを対象に約40人が会場に集まり、同じ食文化都市であるアルバ市の食文化について耳を傾けていた。

 各料理人は自国での活動内容やこれまでの経歴などを自己紹介。日本の発酵文化やおもてなし文化、日本料理を自国に持ち帰り自分のレシピに組み込みたいなど、来鶴に込めた意気込みや熱意などを語った。ルチアーノさんは「何にでも学びや興味を抱くことが大事。興味がなければ楽しいことも何も見つからない」と学び取ることの重要性を説いていた。

 質疑ではイタリアの若者の郷土料理離れの有無について聴講者から質問が上がり、小規模な生産者の食材のみで全ての料理を手作りするステファニア・ロンバルディシェフは、イタリアにおいても同じ問題に直面しているとし、「私たち料理人は、どのような愛情を注いで料理を作っているのかを伝えていくのがとても重要だ」と話していた。講演後は藤島の生産者が提供した3品種の米の食べ比べなどが行われ、参加者は味の違いを確かめていた。

 同研修は、食文化教育事業を展開する「GEN Japan(ゲンジャパン)」(東京、齋藤由佳子代表)が同市から委託を受けて企画、17日まで行われた。

ルチアーノ・トーナ代表(右から4人目)とその教え子の6人ら

藤島の生産者が提供した3品種の米の食べ比べも行った

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