今季最多1903人、熱い声援【釧路】
今季の終戦を受けてリンク中央からファンに感謝するひがし北海道クレインズの選手たち
釧路を本拠地とするアイスホッケークラブチームのひがし北海道クレインズは16日、日本製紙アイスアリーナで、アジアリーグ2019―20のレギュラーリーグ最終戦で、王子イーグルスと対戦し、3―6で敗れた。新規参戦の今季は5位となり、プレーオフ進出を逃した。
ひがし北海道クレインズは日本製紙クレインズの後継チーム。地域密着型のクラブチームとして19年5月に発足、8月31日のリーグ開幕戦に臨んだ。
今季、日本・韓国・ロシア間の外国籍枠外扱いが廃止となり、日本製紙時代にいたロシア人2選手がチームを去った。中軸を担っていた戦力も抜け、苦しい陣容での戦いを余儀なくされたが、若手の成長とベテランの奮闘、他チームから移籍した新メンバーのプロ意識の高いプレーがあいまって、プレーオフ争いを演じた。
レギュラーリーグ最終戦となったこの日は、同アリーナに1903人が来場。クレインズは、4位のデミョンキラーホエールズ(韓国)の勝点を上回るために、リスクの高い戦術を選択。60分での勝利にこだわり、最終盤にはGKをベンチに引き上げての「6人攻撃」を繰り出したが、かえって切り替えされた。
試合終了のブザーが鳴ると涙を流す選手もいたが、場内からは「よくやった」「頑張ったぞ」との声が上がり、温かい拍手が送られた。シーズン終了を受けてのセレモニーでは、選手全員がリンク中央で輪をつくる中、FW上野拓紀主将(33)があいさつ。ファンに感謝し「10年、20年、ずっとクレインズを続けていく。来シーズンもここで会いましょう」と話した。
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