１０年ぶり５回目の全国大会出場を決めた釧路江南高校女子ハンドボール部

　釧路江南高校女子ハンドボール部が第４３回全国高校選抜大会北海道予選会（新人戦全道大会）で２０１０年以来、１０年ぶり５回目の優勝を果たした。釧根勢の女子チームの全国切符獲得は１２年の釧路商業高校以来８年ぶり。

　釧江南は北海道代表として３月２３日から千葉県で行われる全国大会に挑む。釧江南は２年生６人、１年生８人の１４人（うちマネジャー２人）。小学校時代からハンドボールをプレーしている経験者はわずか３人。新チームとなってからは、地元の高校生チームとの対戦で負けなし。昨年１１月３０日と１２月１日に行われた同釧根支部予選会でも安定した強さを発揮、全道切符を手にした。

　同北海道予選会は１月２８～３０日、道立総合体育センターで行われ、道内各地の予選を突破した１４チームが参戦した。釧江南は準決勝で道央の強豪・札幌新陽を２９―１８で破り、決勝に駒を進めた。決勝では、今季のインターハイ予選にあたる北海道選手権大会準優勝の札幌西に２０―１７で逃げ切り、全道一に輝いた。

　釧江南は２００８年から１０年まで、全道大会３連覇を果たす黄金時代を築き、１６年の釧路開催だった北海道選手権大会で準優勝するなど、釧根支部のハンドボール界をけん引している。