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長野日報社

日本酒の雪中熟成 中央アルプス観光

雪の中に埋設するため日本酒の入ったケースを並べる関係者=しらび平駅周辺

 「中央アルプス駒ケ岳ロープウェイ」を運行する中央アルプス観光(駒ケ根市)は10日、恒例となっている日本酒の雪中熟成を中アで始めた。今年はロープウエー運休に伴い、山頂駅の千畳敷駅(2612メートル)ではなく麓駅のしらび平駅(1662メートル)周辺で実施。4月下旬ごろの掘り出し、発売を予定している。

 雪中熟成酒は、2017年にロープウエー開業50周年を記念して商品化した純米大吟醸酒「滲―Shin―」で、今年4年目の取り組み。伊那市荒井の酒造会社「宮島酒店」に依頼して醸造した。中アの伏流水がふんだんな伊那市横山で減農薬栽培した酒米「美山錦」を使っている。

 この日は関係者約10人が参加。作業を始めた午後1時半の気温は氷点下6度で、雪が降りしきった。協力して酒が入ったケースを並べると、陽の光が当たらないようシートで包み、上から雪を1メートルほどかぶせた。同酒店の宮島敏社長(57)は「雪中熟成により香りはフレッシュで味はまろやかになれば」と期待した。

 1本500ミリリットル入りで価格は3千円(税込み)を予定。500本を限定販売する。ホテル千畳敷やしらび平駅で販売するほか、11日から電話やインターネットで事前予約を受け付ける。問い合わせ、申し込みは中ア観光(電話0265・83・3107)へ。

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