ワクワクミライ5G体感フェア

臨場感たっぷりの映像を楽しめる5G体感バスの車内(トキスマ入り口で)
第5世代移動通信システム「5G」の魅力に触れる「ワクワクミライ5G体感フェア」が9日、宇部市の常盤町1丁目スマイルマーケット(トキスマ)で開かれた。国内に1台しかない5G体感バスや仮想現実(VR)ゴーグルを使ったスポーツ観戦、ロボットを動かすプログラミング体験、ラグビー選手との交流などがあり、大勢の来場者でにぎわった。 市とNTTドコモが昨年11月、5Gの活用促進や最先端技術を活用したイノベーション創出、市街地活性化の取り組みを推進する連携協定を結んだことに伴う第1弾イベント。 特別装備を搭載した体感バスは県内初登場。車内は5座席が設けられたシアタールームで、高さ174㌢、正面幅558㌢(解像度7K)、両サイド223㌢(3K)の大スクリーンに、ラグビーとフォーミュラカーのデモ映像が約10分間映し出された。 ラグビー観戦の映像では、選手たちに間近なレフェリーカメラなどマルチアングルを味わえて、迫力満点。ラインアウトのリフトの高さは3㍍47と表示された。三井希乃佳さん(黒石小6年)は「いろいろな視点からの映像が見られてびっくり。家でも楽しめるようになればうれしい」と話していた。 embot(エムボット)のプログラミング体験には小学生20人が参加。段ボールを材料にしてロボットを作製し、タブレットで両手の動きやランプの点灯を指示するプログラムを組んで操作した。 VRゴーグルを装着してラグビーを観戦したり、コントローラーをラケットに見立ててバドミントン対戦をしたりするコーナーもあった。ラグビーの国内トップリーグに所属するNTTドコモレッドハリケーンズ(大阪市)の久内崇史、秦啓祐両選手との交流もあり、5歳から小学生までの33人がタックルやパス、リフトなどを体験した。
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