日の丸に「期待」寄せ書き 小平選手へ届け

日章旗に応援メッセージを寄せる豊平小の児童たち
平昌冬季五輪スピードスケート女子日本代表の小平奈緒選手(31)=相沢病院、茅野北部中―伊那西高―信大出=を応援しようと、母校の茅野市豊平小学校の児童が9日、日章旗にメッセージを書き、現地で応援する地域関係者に託した。レース会場の観覧席に掲げ、メダル獲得時の「日の丸ウイニングラン」などで使ってもらいたい考えだ。
同校の5、6年生約70人と、小平選手が所属した豊平スケートクラブの1~5年生12人がメッセージを寄せた。小平選手が出場する個人3種目のうち、1000メートル用(105センチ×70センチ)と1500メートル用(90センチ×70センチ)の2枚に書いた。旗の大きさは種目によって異なり、最も大きい500メートル用(130センチ×90センチ)には後日、児童と教職員が寄せ書きをする。
児童たちは色とりどりのマジックで「金メダル目指して頑張って」「目指せ世界新」「氷の上でもアツくなれ」「豊平で応援しています」などと書いた。「全力でがんばれ!」と記した豊平スケートクラブ部長の外ノ池信翔君(11)=5年=は「金メダルを取って帰ってきてほしい」と話していた。
日章旗の作製は、現地で応援する地元南大塩区の小平直一さん、小平かつ子さん、小平重一さん、地元市議の矢島正恒さんが企画。1000メートルと1500メートルの日章旗は事前に小平選手の両親に託し、500メートルの日章旗は4人が持参する。それぞれレース会場に持ち込む。
同校で児童から日章旗を預かった、小平選手を自主的に応援する同区の「励ます会」代表の小平直一さん(71)は「自分の子どももスケートをやって大きくなった。精いっぱい大きな声で応援してきます」と約束し、メダル獲得に期待を寄せた。
関連記事
鶴岡市でアジア初開催 国際クマムシ学会開幕 世界各国の研究者120人集う
アジア初開催となる「第16回国際クマムシ学会」が23日、鶴岡市覚岸寺の市先端研究産業支援センターで始まった。クマムシの研究者として知られる慶應義塾大先端生命科学研究所の荒川和晴所長が同市に誘致した。2...
ワイン城漫画 手に取って ザ・本屋さんなどで発売 池田町民有志が制作
十勝ワインの歴史を知ってもらおうと、池田町民有志が制作した漫画「ゼロからのチャレンジ!! ~わたしたちの町にお城がある理由~」が、ザ・本屋さん(本部帯広)各店や池田ワイン城でも販売されるようにな...
カサン節の調べで聴衆魅了 島唄教室「山ゆり会」発表会 奄美大島龍郷町
島唄教室「山ゆり会」(森山ユリ子会主)の発表会が22日、鹿児島県龍郷町のりゅうゆう館であった。「町制施行50周年記念」を冠に、東京教室・奄美教室の会員約30人が日ごろの練習の成果を発表。奄美大...
地元音楽家が復興願った曲披露、沖縄戦の慰霊の日に合わせてコンサート【山口】
太平洋戦争末期の沖縄戦犠牲者を追悼する「慰霊の日」(23日)を前に、山口市阿知須のいぐらの館で22日、沖縄音楽のコンサート「古民家ミーツオキナワ」が開かれた。沖縄音楽を愛する宇部、山口市の2団体...