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荘内日報社

旬の食材使った料理を紹介 「酒田ごはん」

 酒田市は、地元の旬の食材を使った料理を紹介したレシピ本「酒田ごはん」を製作し、1日から販売を始めた。地元の郷土食や四季折々の食材を使った料理など、若い世代向けのデザートを含む125種を、全てカラー写真と分かりやすいレシピで紹介している。

 同市では、酒田の食文化や伝統を次世代に伝えたいと、市広報「私の街さかた」に2010年5月号から「伝えたい酒田の味」(13年度から『さかたの旬』に改題)のコーナーを設け、市食生活改善推進協議会(佐藤初子会長)メンバーがボランティアで調理した伝統食などの作り方を紹介してきた。今回は掲載開始から10年となることを記念し、同コーナーに掲載した料理を1冊にまとめた。

 これまで掲載した118種のうち104種と、新たに若い世代を意識した21種を載せた。18年度から準備を進め、写真のストックがなかったものなどは本年度、12回にわたり、あらためて同協議会の理事らに調理してもらい、撮影し直した。

 取り上げた料理は、バンケ(フキノトウ)みそ、孟宗汁、ミズの炒め煮、笹巻き、酒田まつり膳(うどんあんかけ、にらますなど)、もずくの酢の物、むきそば、イカ飯、沖ギスのつみれ汁、くじら汁、なすごんげ(なすの鍋焼き)、芋煮汁、いちじくの甘露煮、からどりのごま合え、もって菊の梅肉和え、モクズガニのたたき汁、ハタハタの湯上げ、納豆汁、寒鱈汁、きもど(アサツキ)の酢みそ和えなど。春夏秋冬の順に並べた。

 笹巻きは、巻き方などを2㌻にわたり詳細に解説。巻末には、だしの取り方やご飯、おかゆの炊き方などの基本も載せた。要所に日和山の桜や酒田花火ショーなど地域の四季の風景写真を載せ、目でも酒田を楽しめる内容となっている。

 市健康課では「地元に伝わる旬の料理はおいしく、栄養価も高い。そうした手づくりの料理を囲み、豊かな時間を過ごしてほしい。酒田の食の伝統を幅広い年代の人たちに伝えたい。そんな思いを込めた。故郷の味を忘れないよう、酒田を離れた人への贈り物にしてもいいのでは」とする。 

酒田の旬の料理を紹介したレシピ本「酒田ごはん」

 A4判変形、136㌻。1500冊を製作。価格は1冊1200円(税別)でみずほ八文字屋、酒田夢の倶楽、市役所地下売店で売っている。問い合わせは市健康課=電0234(24)5733=へ。

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