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荘内日報社

五感使い楽しもう 2日までサカタ・アートマルシェ

 今年で2回目となった「サカタ・アートマルシェ2020」が1日、酒田市の希望ホールで始まり、家族連れなどがさまざまなジャンルのアート(芸術)に触れ合っている。2日まで実施している。

 市文化芸術推進プロジェクト会議(会長・工藤幸治市芸術文化協会長)と市が昨年度に続き開いた。文化芸術の振興をまちづくりの柱の一つに据える市の方針を踏まえ、子どもから高齢者までがさまざまなアートに気軽に触れる場を設け、五感を使って楽しんでもらう狙い。演劇や吹奏楽、津軽三味線、ピアノ、和太鼓などのステージをはじめ、コンテンポラリーダンスや陶芸、木工などのワークショップなど、プロを含め地元内外で活躍する約20グループが2日間、多彩なプログラムを繰り広げる。

 2階練習室1では、市主催の写真コンクール「土門拳文化賞」選考委員の写真家・大西みつぐさんと、同市出身でプロの写真家を目指し勉強中の佐藤礼偲さん(19)=新潟市、写真専門学校1年生=の作品展を開催。大西さんは「まちのひかり」と題し、町工場や駄菓子屋、クリーニング店など、酒田を含む全国で撮影した、昭和のノスタルジーが漂う風景作品約20点を出品した。佐藤さんは酒田光陵高3年次の2018年、秋田県の由利高原鉄道矢島駅の風景を撮り、全国高等学校総合文化祭写真部門で最高賞・文部科学大臣賞を受賞した「ひだまり」など、庄内や秋田県、新潟県で撮影した四季の風景8点を出品した。

 佐藤さんは「酒田周辺の風景は素晴らしい。地元の人たちにその魅力を再発見してほしい」と話す。大臣賞受賞時の審査員が偶然、大西さんだったという縁もあり、2日午後2時から若手写真家の代表として大西さんと対談する。

 2日のマルシェは午前10時―午後6時。入場チケットは一般1000円、学生(中・高・大学生)500円、小学生以下は無料。フードマルシェとして喫茶やラーメン、ピザなどの店も出店される。問い合わせは希望ホール=電0234(26)5450=へ。

サカタ・アートマルシェが開幕。自作の脇に立つ佐藤礼偲さん

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