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紀伊民報社

カツオ水揚げ激減

すさみ漁港に水揚げされたカツオ。量が少ないので競りはすぐに終わった(すさみ町周参見で)

 「すさみケンケン鰹(かつお)」で知られる和歌山県すさみ町で、カツオの水揚げ量が激減している。町内のすさみ漁港と見老津漁港で3月~5月10日、水揚げされたカツオは計6・5トン。昨年同時期(92・1トン)の7%ほどしか揚がっていない。

 和歌山南漁協すさみ支所によると、ひき縄漁と一本釣り漁の水揚げ量は3月494キロ、4月4・4トン、5月1~10日1・6トン。10年ほど前から不漁傾向にあるが、これほど少ないのは初めてで、同支所は「今年は大不漁だ」と嘆いている。  県水産試験場(串本町)によると、海外でカツオが大量に捕獲され、日本近海への来遊量が少ないことに加え、黒潮の大蛇行でカツオの分布域が県沖から遠方になってしまったことが、水揚げ激減の一因と考えられるという。  漁場が遠方になると、漁船の燃料代がかさむ。天気にも左右されやすくなることから、出漁しない漁師が多くなっている。  10日のすさみ漁港の水揚げ量は約200キロ。競りも短時間で終わった。  漁師歴約60年、地元の石津武昭さん(76)は「5月は今日初めて出漁した。黒潮が離れていてカツオも遠方にいるので、三重県沖まで船を出した。今年はこれまでで一番少ないのでつらい」と話した。

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