県安全運転サポート車普及啓発協議会を設立

あいさつする山口会長(県交通安全学習館で)
先進安全技術を搭載した「セーフティー・サポートカー(サポカー)」の普及に向け、中国運輸局山口運輸支局など11団体は27日、県安全運転サポート車普及啓発協議会を設立した。運転操作ミスなどでの交通事故防止に向け、官民一体で啓発活動などに取り組む。 サポカーに関する正しい知識を広めようと中国地方では広島県に次いで設立した。県交通安全学習館で開かれた設立総会では、会長に就任した山口昭博・同運輸支局長が「県民が安全に暮らせる交通社会を目指し、サポカーの正しい理解を広めたい」とあいさつ。今後は共同でサポカーの乗車体験会を開催するなど、普及・啓発に努めるとした。 構成団体は同運輸支局の他、県警本部交通部、日本自動車販売協会連合会県支部、中国経済産業局地域経済部など。県警によると、県内では昨年1年間で65歳以上の高齢ドライバーによる人身交通事故が839件発生。そのうちサポカーなら被害軽減、事故回避などの可能性があった追突事故や歩行者との衝突が、4割以上を占めたという。 総会後は出席者がスバルの運転支援システムを搭載したサポカーに体験乗車。時速5~10㌔ほどで、ブレーキ制御による衝突回避サポートの性能を体感した。
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