自慢の新商品いかが 加工品、試食と販売でPR 県アグリ起業者事業
アグリチャレンジ起業者育成事業販売促進会の試食・販売が行われ、4事業所がブースを設けて商品をPRした=25日午前、JAファーマーズマーケットゆらてぃく市場
県の2019年度アグリチャレンジ起業者育成事業販売促進会が25日、JAファーマーズマーケットゆらてぃく市場で開かれ、八重山の4事業所が自慢の新商品などを試食・販売した。
参加メンバーはこれまでに、アグリチャレンジ起業者育成講座で商品の研究を実施。今回の販売促進会は、販売力と販路拡大を学ぶもので、プロのバイヤーからレクチャーを受けた。午前10時に販売がスタートすると買い物客たちが試食などで品定め、気に入った商品を購入していった。
三和ヘルシー加工場(平安山盛子代表)のスタッフ上原かよ子さん(58)は、自身が考案したサーターアンダギーのシークワーサー版を初販売。母の盛子代表と共に開発、さっぱりとした味わいに仕上げた。しぼり汁が多いと油と分離してしまうため、分量と味の調整に時間をかけた。上原さんは「発案から1年かかった。シークワーサーのさわやかな風味を味わってほしい」とPRした。
石垣島バニラ(金城美沙江代表)は、栽培から加工まで自社で行った沖縄県初の県産バニラビーンズを販売。種類はビーンズとシュガータイプの2種類。販売まで8年の歳月をかけた金城代表は「一般ユーザー向けに認知してもらえることが楽しみ」と感想を述べ、「純島産のバニラ、牛乳や卵を使って子どもへのおやつを作ってほしい」と話した。
サーターアンダギーのシークワーサー、バニラビーンズは同日から、ゆらてぃく市場で販売されている。このほか、石垣島フルーツランドはジェラートの試食を提供。西表島フルーツはドライパインなどを販売した。
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