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荘内日報社

介護予防事業に一役

 鶴岡市熊出の日帰り温泉施設・かたくり温泉ぼんぼが、高齢者の介護予防事業の場所として活用されている。昨年5月から始まった市の認定を受けた通所型サービスB「いきいきぼんぼの会」。入浴、昼食、ワナゲなどの軽運動といった内容の定期的な集いの場が、参加者たちの生きがいになっている。

 同サービスは、市の介護予防・日常生活支援総合事業の一つ。事業主体を住民が担う。現在市内では、町内会、NPO、農協女性部などにより計6カ所で実施。このうち温泉施設が活動の拠点になっているのはぼんぼのみ。

 ぼんぼでは、朝日地域の地元住民らでつくる管理運営組合(渡部巖理事長)を母体にした「いきいきぼんぼの会」が入浴と食事代込みで1人1回当たり1500円の参加費と、市の補助金で運営する。会員は朝日地域の計36人。活動は3グループ体制で、1グループ当たり毎月2―3回送迎サービスで通う。

 普段の昼食は弁当だが、23日は初めて別メニューで打ちたてそばを提供。13人が参加した。

 そば打ちに駆け付けたのは同市東岩本の農家、宮崎広和さん(64)。自家製そばを家族に振る舞い始めてから親戚、知人へとうわさが広まり、出張そば打ちや年越しそばの依頼でも大忙しというセミプロ。参加者の前でこだわりの打ち方を披露した。

 参加者はぼんぼの湯で汗を流した後、昼食。打ちたてゆでたてのそば、持ち寄った手作りこんにゃく、ワラビの一本漬けなども並ぶごちそうを味わった。「みんなで声を掛け合って、足が自然と向く。集まりを待ち遠しくしている」という同市大鳥の工藤あき子さん(73)は「とってもおいしい。打つところも見て、味わいひとしお」と笑顔。「温まるし、肌がこの通りツルツルになるからみんなに来てほしい」とぼんぼのPRも忘れなかった。

そば打ち実演などさまざまな企画で参加者を楽しませている「いきいきぼんぼの会」=23日

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