市が27日から遠隔手話通訳 市民センターに専用機器設置【宇部】

ネットを使い、手話でやりとりする米田さん
市民センターなど本庁以外の施設も聴覚障害者に安心して利用してもらおうと、宇部市は27日から遠隔手話通訳を開始する。9施設に専用機器を設置し、その場で本庁に配置するコミュニケーション支援員と動画や音声でやりとりができるようにする。
市は2017年4月に、障害のある人へのコミュニケーション支援条例を制定。人それぞれの特性に応じたコミュニケーションの手段が利用できるようにすることで、障害の有無にかかわらず、すべての市民が互いを理解し、心豊かに共生できるまちづくりを目指している。 東岐波、西岐波、厚南、原、厚東、二俣瀬、小野の各市民センターと、北部総合支所、市立図書館に備え付けのパソコンにウェブカメラを設置。窓口手続きなどで手話を必要とする人が来館した場合、本庁の米田早苗支援員とつなぐ。手話でやりとりできる安心感の醸成と、これまでの筆談などでの応対では察しきれなかった困り事を把握する狙いがある。本庁までわざわざ足を運ぶ人もあったため、負担軽減にもつながる。
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