震災から9年を前に豊橋出身の料理人
「福島を盛り上げたい」―。そう力強く語るのは、福島県福島市に店を構える中国四川料理店「石林(シーリン)」の社長兼オーナーシェフ・日比野恒夫さん(65)。豊橋市出身の同氏は、震災からまもなく9年を迎える福島を今日も「おいしい」で元気づけている。 日比野さんは桜丘高卒業後、豊橋グランドホテル四川飯店などで修業時代を経て、1988年に福島でシーリンを開店した。 名物の「麻婆豆腐」は、中国特産ハナサンショウのしびれる風味と唐辛子の辛さがマッチした絶品料理。中でも創業30周年を記念して開発した「白麻婆豆腐」は、サンショウの粉ではなく油を使用することで「白くて辛い」を実現。2018年には福島県内セブンイレブンでコラボ商品として店頭に並んだ。 日比野さんは、東日本大震災からまもなく9年が経つことに触れて「風評被害は収まってきた。他の県よりも検査をしっかり行っており、食の安全は守られている。国内の観光客が福島へ来れば外国人も来る。ぜひ日本人の方に足を運んでもらい、『福島は大丈夫だ』と言ってほしい」と訴える。 また、同県で東京五輪の野球とソフトボールが開催されることについて「県民は楽しみにしている。当店でも五輪マークの5色を取り入れたメニュー『オリンピックランチ』を近日発売予定。とにかく福島を盛り上げたい」と熱を込めた。 同店はJR福島駅東口から徒歩5分。営業時間は午前11時半~午後2時半、午後5時~午後10時。「東愛知新聞」を持参して「豊橋から来た」という顧客には1品サービス。復興を乗り越え、五輪に沸く福島の今と日比野さんが作る本格中華の味を体感してみてはいかが?
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