全国郷土紙連合

全国11新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

長野日報社

清流で寒晒そば仕込み 高遠そば組合

地元産の玄ソバを入れた網袋を粟沢川に浸すメンバー=20日午前、伊那市長谷

 伊那市の高遠そば組合は20日、江戸時代に高遠藩が将軍家に献上した寒晒そばの仕込み作業を同市長谷の粟沢川で行い、地元産の玄ソバを入れた網袋を清流に浸した。大寒から仕込み、立春の2月4日に揚げて寒風にさらす。「暑中信州寒晒蕎麦」として夏に市内7店で提供する。

 会員6人が水温3、4度の川に入り、網袋を浸してロープで固定した。今季は玄ソバ157・5キロを用意。7月11日からそば粉十割で各店150食、計1050食ほどを提供する予定だ。

 組合によると、寒晒そばはすっきりした、爽やかな味が特長。「香りは少ないが、甘みが楽しめる」といい、例年7月のうちには完売する。標高約900メートルの一帯も今冬は雪が少なく、「作業も楽にできた」とメンバー。引き揚げ後の乾燥の工程では「それなりの冷え込みがほしい」と望んでいた。

 同市高遠町のそば店「ますや」の店主で、副組合長の守屋豊さんは「年1回しか食べられない貴重なそば。多くの人に食べて頂きたい。今後も伝統を受け継いでいく」と話していた。

関連記事

紀伊民報社

「持ち帰らないで」 外来生物オオキンケイギク

 特定外来生物のオオキンケイギク(キク科)が、和歌山県紀南地方の河川敷や道路沿いなどで鮮やかな黄色の花を咲かせている。取り扱いには注意が必要で、栽培や運搬、販売、野外に放つことなどが外来生物法で...

荘内日報社

羽黒山中腹・南谷“芭蕉ゆかりの地”きれいに 羽黒小伝統の清掃奉仕 史跡整える

 松尾芭蕉が「奥の細道」で1週間滞在した鶴岡市の羽黒山中腹にある南谷で21日、地元・羽黒小学校(八渡宗一郎校長)の子どもたちが伝統の清掃奉仕を繰り広げた。熊手を使ってスギの枯れ葉を集め“芭蕉ゆかりの地”...

ホワイトアスパラ無償提供 音更・竹中農場が帯広の仏料理店へ 恩人に感謝

 音更町の竹中農場(竹中章代表)は、農場で収穫するホワイトアスパラガスを、フランス料理店「メゾン・ド・ルミエール」(帯広市西8南14、奥村彰教オーナーシェフ)に無償提供、同店で23日からホワイトア...

宇部日報社

「日本一学生が活躍するまちづくり」始動 若者の視点で施策吟味【宇部】

 宇部市は21日、学生と一緒に市の事業を企画・提案する「日本一学生が活躍するまちづくりワークショップ」の第1回を山口大工学部の「志イノベーション道場」で開催した。公募に応じた県内の学生43人が...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク