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紀伊民報社

障害者のアート展「アールブリュット和歌山展」

障害者が自由に表現したアート作品が並ぶ「アールブリュット和歌山展」巡回展

 障害のある人たちの芸術作品を紹介する「アールブリュット和歌山展」巡回展が、和歌山県田辺市新屋敷町の紀南文化会館で開かれている。20~70代の45人が自由な感性で表現した絵画や陶芸など100点以上を展示している。16日まで。無料。  アールブリュットは、「加工されていない生(き)の芸術」などを意味するフランス語。英語では「アウトサイダーアート」と訳されている。  アートを通じ、障害者への理解を深めてもらおうと、県福祉事業団が県内の障害者支援5団体と連携して開催している。展示会は3回目。今回は4会場を巡回する。田辺市は3会場目で、初開催。  会場にはポップな色彩の絵画や見る者の想像をかき立てるペン画、虫型ロボットのオブジェ、ユニークな形の陶芸などが並ぶ。  作品の隣には作者一人一人のプロフィルを掲示。「普段は臆病で引っ込み思案だけれど、鉛筆を持つと力強い」「きちょうめんで、きれい好き」などと個性が伝わるメッセージを添えている。  県福祉事業団は「障害者アートの普及が目的。従来は事業所内のみの展示が主だった。多くの人に見てもらうことが制作の励みになる。制作者の内面や感性に触れてほしい」と来場を呼び掛けている。  鑑賞時間は午前9時半~午後5時。10日は休館。問い合わせは県福祉事業団(0739・47・6640)へ。

 巡回展は2月23日~3月7日、太地町太地の町立石垣記念館でもある。

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