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1期米の田植え始まる 市内新川平田原で 例年より10日早く

 県内で有数の米どころ石垣島で1期米の田植えが始まっている。16日、市内新川平田原の水田では、農業生産法人㈱みやぎ米穀(宮城翔伍代表取締役)の宮城代表らがひとめぼれの苗を丁寧に植え付けた。2月~3月末にかけて植え付けのピークを迎える。

 5年ほど前から水稲栽培を手掛ける同社は、島内に約20㌶の水田を有する。今期は、昨年末の好天で苗の生育が良好となり、例年に比べ10日早い植え付けとなった。

 田植え機で植え付けを終えた宮城代表は「乾燥機を導入して生産から精米、販売まで可能になった。石垣島産の米の品質を追求、研究してさらにおいしい米を消費者の皆さんに届けられる1年にしたい」と抱負。収穫は5月中旬から6月にかけて行う予定だ。

 JAおきなわ八重山地区水稲生産部会(黒島良雄部会長、会員194人)の2019年玄米収穫量は石垣島700㌧、西表島180㌧。1期作は日照不足の影響で収量減だったが、品質は1等米が70%と良好だった。2期作は台風襲来の影響で全体的に低調だった。

 今期の目標は石垣800㌧、西表200㌧の計1000㌧。水田面積は石垣250㌶、西表60㌶。

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