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生徒が学校前庭改善案 「環境デザイン」成果発表 音更高

発表する長野さん

 音更高校(鈴木淳校長、生徒399人)で、「環境デザイン2」の授業を履修する3年生13人による成果報告会が開かれた。生徒たちは2年生の時に「環境デザイン1」で基礎を、「環境デザイン2」では応用を学んでおり、今回の報告会は学びの集大成となる。

 報告会は12月23、24の両日に行われ、野坂渉教諭と、外部講師として高野ランドスケーププランニング(音更)の赤嶺太紀子取締役が担当教諭を務めた。

 発表のテーマは「音更高校前庭の改善案~自分たちが利用したいと思える理想の広場をプランニング~」。各自がコンセプトを設定し、前庭のフィールドワークやスケッチ、意見交換、発表用のポスターの作成、縮尺100分の1の模型作りなどに取り組んできた。

 同23日には、7人が発表。長野桜菜(はるな)さん(17)は「バスの待ち時間を交流の場へ」をコンセプトに、「授業で育てた花を使うことで学校の紹介に役立ち、話題のネタになる」と提案。その上で「人のことを考えて作ることのやりがいと楽しさ、課題を見つけて改善点を考えることの難しさを学んだ」と振り返った。ほかの生徒からは「四季に合わせた樹木を植える」「ウッドデッキの設置」といったアイデアが出されていた。

 赤嶺取締役は「生徒たちが発表の中で『頭の中にある考えを模型などでうまく表現できない』と言っていたが、それに気付いてくれたことでこの授業の目的が伝わっていると感じた。ここがスタートライン。職業の選択の一つにしてくれたらうれしい」と話していた。

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