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長野日報社

羽広獅子舞を奉納 伊那市西箕輪・仲仙寺

仲仙寺本堂で行われた、雌雄一対の獅子による舞い合わせ

 伊那市西箕輪羽広に伝わる「羽広獅子舞」(市指定無形民俗文化財)が12日、地元の仲仙寺本堂で奉納された。地域住民でつくる羽広獅子舞保存会が、雌雄一対の獅子による一連の舞い合わせ「阿吽の舞」を厳かに披露し、五穀豊穣や平和を祈願した。

 1613年に同寺の再興を祝って舞われたのが起源とされ、小正月の伝統行事として400年以上受け継がれている。

 剣を手に悪魔を切り払う「剣の舞」、御幣や錫杖を振って豊作を願う「豊穣の舞」など5種類の舞を披露。笛や太鼓によるおはやしに合わせ、雄は勇壮に、雌は優雅に舞い上げた。息の合った格調高い舞に、大勢の参拝者たちが夢中で見入った。

 本番に向け、保存会員約30人が5日から連日、稽古に励んできた。平松晃会長(57)は「舞い手の頑張りで、例年以上に良い出来栄えになった。なくてはならない舞を、次世代に伝え続けていきたい」と話した。

 仲仙寺での奉納後、雄と雌とが地区の南北に分かれて各戸を巡回し、厄払いした。

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