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令和の新成人 門出 十勝3018人 16市町村で式典

 「成人の日」(13日)を前に12日、帯広市や音更町など16市町村で令和初の成人式が執り行われ、約3000人が大人への第一歩を踏み出した。新成人たちはスーツや振り袖など晴れやかな姿で式に臨み、旧友との再会を楽しんだ。

音更駒太鼓の演奏に出迎えられ、友人との再会に笑顔を見せる新成人

 道教委によると、十勝管内の新成人該当者(1999年1月2日~2000年1月1日生まれ)は前年比49人減の3018人(男性1491人、女性1527人)。

 音更町の成人式は午前11時に開始。町内の式参加対象者(1999年4月2日~2000年4月1日生まれ)は402人(男性212人、女性190人)。住民票を移した音更出身者も含めて、式には424人が出席した。

 宮原達史教育長が「この町で生まれ育った記憶は今も皆さんの中で流れている。音更・十勝の発展のため、先人たちの思いを引き継いでほしい」と式辞。小野信次町長、高瀬博文町議会議長が祝辞を述べた。

 新成人を代表し西川謙蔵さんが「成人を迎えた今日も、大人としてまだ未熟だと実感している。これからの人生において何事にも諦めず、前を向いて精進していきたい」と力強く誓った。

 なお、帯広市の「成人の集い」(12日午後2時、市民文化ホール)の参加対象者は1453人(男性701人、女性752人)となっている。

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