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世界に誇れる着物で行進 華やかに紬の日、2020紬美人も集う 奄美市

大島紬姿で商店街を練り歩き魅力をPRする参加者=5日、鹿児島県奄美市名瀬

 1月5日は鹿児島県奄美市が提唱する「紬の日」。第42回紬の日のつどいが同市名瀬のAiAiひろばであった。2020年紬美人のお披露目をはじめ、ステージ発表やファッションショーなど多彩なイベントを展開。和装、洋装を問わずこだわりの一着に身を包んだ老若男女が次々と来場し、会場は正月らしい雰囲気で華やいだ。

 本場奄美大島紬協同組合の前田豊成理事長は「消費者に支持されるもの作りと着物文化の浸透に力を注ぎ、大島紬を身近に感じてもらいながら業界の発展につなげていきたい」とあいさつした。

 実行委員会会長の朝山毅市長は「世界に誇る技術を後世につなぐ使命がある。紬に触れる機会の創出と購入費助成などを推し進めてゆく」と語った。

 歩行者天国となった会場一帯にはステージが設置され、地元ロックバンド「ピンポンズ」による奄美黒糖焼酎のPRソング「でぃ!カンパイ節」が披露された。大島紬のファッションショー、反物や航空券などが当たる抽選会なども好評だった。

 紬の日は1978年に旧名瀬市が制定した。今年のつどいでの紬着用者は250人。恒例の大行進は大島紬の着物や洋服で着飾った男女が商店街を練り歩き、奄美の伝統産業をPRした。

 同組合のまとめによると、2019年生産実績(検査反数)は3671反で前年比191反減。減産率は4・95%で前年の12・27%より縮小したが、2年連続の4千反割れと厳しい状況が続いている。

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