
正月に備え、豊川稲荷(豊川閣妙厳寺)で28日、大鏡餅(かがみもち)のお供えが行われた。従業員ら約30人が調理場の典座(てんぞ)寮から餅を運び出し、トラックで本殿へ移動。祈とうが行われる施主殿に二段重ねの巨大な鏡餅が8基並べられた。 直径90㌢と最も大きい「三俵取り」と呼ばれる餅は、重さが二段重ねで約180㌔。今年は中央に6組並べられ、両端にはやや小さい二俵取りが1組ずつ置かれた。かつては大人が複数人で抱えて移動させたが、近年は木製の台に乗せてかつぎ上げる。 商売繁盛に縁起がよく、市内外の企業や個人から奉納される。今年も25、26日の2日間かけて餅がつかれ、本殿内陣や奥の院など境内100カ所近くに小さなサイズの鏡餅も置かれる。調理場責任者の松川愛子さん(72)は「令和最初の正月なので、皆さんの願いがかなえば」と話した。 来年1月10日まで供えられる予定で、鏡餅は一口サイズの切り餅にして豊川、新城市内の福祉施設に贈られる。
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