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荘内日報社

DC関連「うわさプロジェクト」集大成

 今月末まで展開中の観光誘客事業「新潟県・庄内エリアデスティネーションキャンペーン(DC)」に合わせ、酒田市中心部を楽しい「うわさ」が記載された小型ポスターで埋め尽くす「酒田のうわさプロジェクト」。プロジェクトに参画した同市の浜田小学校(渡邉幸二校長)の5年生がこれまでの一連の流れを劇にし23日、同校体育館で上演。鑑賞した丸山至市長は「ぜひ来年の賀詞交換会でも上演し、皆さんの元気を分けてもらいたい」などと絶賛した。

 同プロジェクトは、青森県八戸市在住のデザイナー、山本耕一郎さん(50)が全国の学生・生徒らと展開しているもの。なかなか知り得ることのできない楽しい「うわさ」を、人と人、人と店、人と街をつなぐコミュニケーションツールとして活用、それぞれが持っている魅力を広く発信することで街中ににぎわいを創出するのが狙い。

 同校5年生38人は今年7月から、酒田南高校(中原浩子校長)の観光・地域創生専攻の1年生9人の協力を受け、学校近くにある大通り商店街振興組合(齋藤仁志理事長)で各店舗の特徴・歴史、店主らの好きなものなど「うわさ」を収集。多くの店舗が協力、吹き出し状の小型ポスターにして掲示した。

 この日は丸山市長、同専攻の生徒、保護者、振興組合役員らが来校。劇は「酒田大嫌い鬼」6人が、店舗を回って「うわさ」を収集する児童たちを「尾行」する中で、街の良さに気付いていくというストーリー。「たくさんの人とつながることができた」「自分たちの街を考え、触れ合う機会になった」などと感想を発表し、最後はダンスを披露し「酒田がキラキラ輝く街になってほしい。これからも故郷・酒田を大切にしたいです、笑顔で未来をつくっていきます」と全員で声をそろえた。

「酒田のうわさプロジェクト」を劇にし発表した浜田小5年生たち

 丸山市長は「言葉にならないくらい感動した。酒田の魅力を発見し、人とのつながりを確認するなど良さを凝縮した内容で、酒田のために頑張る勇気を頂いた。来て良かった」と絶賛した。

 大通り商店街各店では、「うわさ」を今月末まで掲示し続ける予定。

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