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サーブ機との別れ惜しむ 喜界空港 住民らラストフライト見送る

ラストフライトを前にサーブ機の前で記念撮影するJAC関係者=20日、喜界空港

 日本エアコミューター(JAC)で27年間活躍してきたプロペラ機「サーブ340B」の定期便運航が20日で終了し、喜界空港でラストフライトを見送るセレモニーが行われた。空港には住民のほか航空機ファンも多数集まり、長年、奄美の空を飛んできたサーブ機との別れを惜しんだ。

 喜界空港からのラストフライトは、午後2時55分発鹿児島行きの3784便。セレモニーでは、喜界町の隈崎悦男副町長がJAC乗員部長の冨田史宣さんに感謝状を贈呈し、パイロットにも花束を贈った。冨田さんは「奄美では1995年からサーブ機が導入された。36席という小さい飛行機ですが、島の皆さんの温かいご支援の下で運航を続けてきた。機材はATRに変わりますが、引き続き離島の皆さんの生活を支えていきたい」とあいさつした。

 最終便には乗客30人が搭乗。息子のスポーツ合宿に付き添うため利用した喜界町赤連の辻崎智徳さん(43)は「サーブ機にはこれまでに何度も乗ってきた。ラストフライトは名残惜しい」と話していた。

 ラストフライトを見送るため、空港利用者の休息所で撮影スポットにもなっている空港横の高倉には多くの住民や航空機ファンが集まった。サーブ機は離陸前にエプロンを旋回して住民らに最後のあいさつをすると、鹿児島に向け飛び立った。

 JACは1992年からサーブ340Bを導入。最大11機を保有し離島便などで運航してきたが、老朽化したため欧州ATRの航空機への置き換えを決めた。20日は鹿児島空港でも記念イベントが行われた。

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