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新千歳-シドニー線就航 冬季限定週3往復、豪州路線12年ぶり-カンタス航空

カンタス航空機を映し出した大型画面の前でテープカットに臨む関係者=16日、新千歳空港

 オーストラリアの航空会社、カンタス航空は16日、新千歳―シドニー線に冬季限定で新規就航した。2020年3月28日まで月曜、水曜、土曜の週3往復する。新千歳発着の豪州路線は07年3月以来12年9カ月ぶり。優れた雪質でスキーやスノーボードなどの人気が高い本道に向かう客を取り込み、日本からは夏の豪州観光需要掘り起しも目指す。

 同社の日本路線として5路線目。同社は1992年10月に新千歳―ケアンズ線を開設し、2007年3月まで断続的に同路線を運航していた。  今冬はエアバス330型機を使う。座席はビジネス27席、エコノミー224席の2クラス計251席。片道11時間で飛行し、午後6時35分に新千歳に到着し、同8時5分に折り返し出発する。運賃は現在実施中の3月出発分セール価格で往復5万5000円から。

 折り返し初便の出発前に記念式典が開かれ、同社米国・太平洋地区総括のスティーブン・トンプソン氏は関係機関に就航の謝意を表し、「北海道にスキーを楽しむため訪れる豪州人は年々増加している。日本からも豪州の夏を満喫できる新たな玄関口になれる」と述べた。関係者がテープカットを行って新路線開設を祝い、千歳高校吹奏楽部も演奏で花を添えた。

 シドニー線就航の理由について日本担当者は「近年、豪州で北海道のパウダースノーの人気と知名度が上がった」と語った。豪州側発着地を以前就航時のケアンズからシドニーに切り替えたことで、国内各地やニュージーランドからの旅客も乗り継ぎしやすくした。南半球の豪州は日本の冬に夏を迎え、「北海道、豪州双方への需要が見込める」(同)という。来冬(20年12月14日~21年2月27日)の運航も決定し、同日公表した。

 後志管内ニセコ地区をはじめ海外から評価を受ける本道のパウダースノー。道観光局の統計によると、豪州からの来道客数は18年で6万8400人を数え、09年からの10年間で倍増した。

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