東京2020オリンピック聖火リレールート
【那覇】東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は17日、聖火リレーの詳細ルートを発表した。石垣市区間は730記念碑から舟蔵公園までの約3㌔。県内を走行する県実行委員会選定の聖火ランナーも公表され、石垣市からは沖縄伴走ランナーネットワーク八重山支部長で視覚障がい者の平良常さん(83)=新栄町=と石垣市文化協会歌謡部会長の安里隆さん(76)=真栄里=が選ばれた。石垣市出身の元プロボクサーでタレントの具志堅用高さん(64)=東京都(所属事務所所在地)=も選出された。走行区間は未定だが、平良さん、安里さんは石垣市区間を走るとみられる。
聖火リレーは全国47都道府県で行われ、沖縄県内では来年5月2日から3日の2日間、石垣島など離島を含む14市町村170区間で実施される。
初日の6番目となる石垣市のルートでは、1人当たり200㍍程度の14区間を予定。出発式や終了後のミニセレブレーションも行われる。
ルートと実施市町村の順番は今後、組織委や県警本部などとの調整で変更になる可能性がある。
沖縄県では、火災があった首里城の守礼門前をスタート。県担当者は「復興に向けて頑張っている姿を見せたいとの声があった」として、当初計画を変更しなかった理由を説明した。県内は、ゆいレールやサバニ(座間味村)による聖火リレーも予定している。
実行委選定のランナーは▽国籍、障がいの有無、性別、年齢のバランスに配慮する▽地域とのゆかりを十分考慮する▽諦めずにどんな困難にも立ち向かう人ーなど基本的な考え方7項目をもとに決定。応募総数計2106人(男性1443人、女性663人)から43個人と1グループが選ばれた。
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