全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

長野日報社

正月料理に経木いいね 「一七会」が良さ再認識

上伊那産アカマツで作られた経木を皿に敷き、ブリの棒ずしや刺し身を盛り付ける会員

 伊那市や近隣町村の料理愛好者でつくる「一七会」は17日、地元産アカマツで作られた経木を使った正月料理の教室を市内で開いた。商品化を目指している同市の「やまとわ」が厚さ0・2ミリの経木を提供。会員約30人が講師に習い、カレイの煮つけに活用したり、ブリの棒ずしと刺し身を盛り付けたりして、木を使った伝統的な包装材の良さを再認識した。

 同会は毎月教室を開き、駒ケ根グリーンホテル(駒ケ根市)顧問の山越信治さんから教わる。食文化や木の文化を大切にする山越さんは「木は水分を適度に取って、料理をおいしくします」と経木の魅力を紹介。魚の煮つけで使えば「身が崩れない」とし、おせち料理で仕切りに使うことも薦めた。

 脂の乗った寒ブリでは棒ずしを作り、削ぎ身とすし飯の間に千枚カブの甘酢漬けを挟んで食感を豊かに。経木に盛り付けられると、松山明子会長=伊那市=は「懐かしさを感じる。料理の見栄えもよくなりますね」と話した。

 森林資源の活用やプラごみの削減につながるとして見直されている経木。山越さんは「マツが豊富な伊那から活用を広げて」と望み、やまとわは「市民の皆さんへのPRとともに、経木の新たな可能性を探っていきたい」とした。

関連記事

紀伊民報社

二階氏三男に出馬要請 次期衆院選の新2区 和歌山県町村会

 和歌山県町村会(会長=岡本章九度山町長)は24日、自民党の二階俊博元幹事長の公設秘書で、二階氏の三男に当たる伸康氏(46)に、次期衆院新2区への立候補を要請した。伸康氏は「今は秘書の立場。これ...

危険運転トラえる! おびひろ動物園 マオ、「広報官」に任命

 帯広署(工藤博光署長)は23日、おびひろ動物園(稲葉利行園長)のアムールトラ「マオ」(雌、13歳)を「交通死亡事故抑止広報官」に任命した。危険な運転者を「捉(トラ)」え、交通死亡事故ゼロに「トラ...

荘内日報社

酒田中心部に複合シェア施設 空き店舗リノベーション 移住者の新たな受け皿 プ..

 酒田市中心部の空き店舗を活用してシェアオフィスとシェアハウス、飲食店の展開を想定する店舗・キッチンを合わせ持つ「複合シェア施設」を整備する「ブランニュースペースなかまち」プロジェクトがスタートし...

宇部日報社

バス・タクシー運転士不足対応策など意見交換 公的支援や業務効率化を 確保..

 バス・タクシー運転士確保対策連携協議会の初会合は23日、県庁で開かれた。深刻化する運転士不足に対応するため今年度から始まった連携事業の一環。委員8人が現状や対応策について意見を交わした。 ...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク