大浜郵便局のポストを磨く竹の子の森保育園の園児ら＝12日午前、同郵便局

　年賀状の引受開始が始まる15日を前に地域のポストをきれいにしようと、竹の子の森保育園（小底弘子園長）の５歳児クラス20人が12日午前、大浜郵便局（加屋本敬局長）を訪ね、感謝の気持ちを込めてポストを丁寧に磨き上げた。

　働く人への感謝の気持ちを学ぶため、毎年行っている地域交流。小底園長によるとことしで25年目。後日年賀状を投函することで、字が書けるようになった喜びを園児に感じてもらう狙いもある。

　園児らは雑巾を手にポストの上から下までくまなく拭き掃除。付着した汚れを見せ合い「めっちゃ黒くなってる！」と達成感の笑顔を見せた。小底正琉ちゃん（６）は「楽しかった。ポストの足の部分が特に汚れていた。年賀状は書いたことがないので書いてみたい」と感想。加屋本局長が「皆と掃除できてうれしい」とお礼を述べ、お菓子をプレゼントした。