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宇部日報社

長門長沢駅で列車事故対応訓練【山陽小野田】

救出訓練に取り組む関係者(長門長沢駅近くで)

 JR西日本山口支社の列車事故対応訓練は9日、小野田線の長門長沢駅で関係者約70人が参加してあり、エアジャッキを使って電車の車体を持ち上げ、挟まれた人を救出する訓練や関係機関の連携を確認した。

 万が一の列車事故に備えようと毎年、県内で開催している。JR、宇部警察署、宇部・山陽小野田消防局の担当者が参加した。長門長沢駅近くにある遮断機や警報機のない第4種踏切・湯布田踏切で、運転士が人影を確認したものの非常停止できず約100㍍引きずって止まったと想定して訓練開始。

 運転士が列車から飛び降り状況を確認して、JR広島支社や警察、消防に連絡。駆け付けた消防局スタッフが救助工作車備え付けのエアジャッキを使って車体を持ち上げ、挟まれていたダミー人形を救出。ストレッチャーに乗せて救急車に搬送した。

 人命を最優先して救助に当たり、一方でスピーディーな運転再開を目指すために線路周辺に散乱したものなどを回収。現場写真を撮影し管理運営する運輸局に送信して、保全命令解除に備えるなどの一連の作業を行った。

 宇部・山陽小野田消防局警防課の乾博課長補佐は「初動対応、連携については訓練の目的を達することができた。迅速、正確はもちろん知り得た情報を共有して十分に連携するのが大事」と講評した。

 県内の踏切事故は2018年度が4件、今年度も2件発生。JR広島支社の瀬川律文副支社長は「併発事故防止のために迅速な救助が大事だが何より人命最優先で対応したい」と話した。

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