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長野日報社

老松場古墳群題材に創作劇 東春近小6年西組

練習成果を発揮して創作劇「老松場物語」を発表する東春近小学校6年西組

 伊那市東春近小学校6年西組29人は2月27日夜、近くにある「老松場古墳群」を題材にした創作劇「老松場物語」を同校体育館で発表した。昨年7月から総合学習の一環で取り組んできた劇作りの集大成を披露し、大勢の来場者を楽しませた。

 劇は、老松王国と無仏王国が水脈をめぐって争うが、最後には和解し、両国の 王たちの古墳を造るストーリー。児童2人が脚本を手掛け、ほかの児童は監督や大道具、衣装の担当に分かれて準備を進めてきた。演技は、県伊那文化会館伊那谷演劇研究所認定演劇アドバイザーの阿部裕吉さん(70)から指導を受けた。

 手作りの衣装をまとった児童は、体育館に朗々と声を響かせて発声練習の成果を発揮。模造紙に描いた背景を次々と変えながら、臨場感あふれる演技を繰り広げた。最後に地元のコーラスグループと一緒に「ふるさと」を歌った。会場には、児童が学校周辺の住宅などにチラシを配ったかいもあり、保護者や児童、地域住民ら約250人が訪れた。演じ終えた児童に惜しみない拍手を送った。

 舞台監督の米山美音さん(12)は「自分たちの脚本、演技ができ、見に来てくれた人たちに喜んでもらえてよかった。大成功でうれしい」。老松王国の王役を演じた仲間優作君(12)は「ちゃんとできるか不安もあったけれど、みんなで作ってきた劇だから楽しかった。みんなにも歴史のある老松場古墳について知ってほしい」と笑顔で話した。

 観賞した児童の祖父は「しっかりと出来上がっていてびっくり。苦労を乗り越え、一つのことをみんなでやり遂げたことは子どもたちの大きな力になる」と目を細めた。

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