全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

吉田城の高石垣に強固な基礎

見つかった「掘り方」(左側)。右側が石垣=豊橋市内で

 豊橋市教育委員会文化財センターが吉田城址本丸西側で進めている堀の発掘調査で、城づくりの名人と言われる池田輝政が戦国時代の1590(天正18)年に築いた石垣の基礎が判明した。他に例のない工法で強固に造られ、城郭研究者は、当時、東海一の高さ(11・6メートル)を誇ったとされる「高石垣」を支えていたとみている。同センターは4日、現地説明会を開く。  現場は鉄櫓(くろがねやぐら)と市立豊城中学校の間にある堀で、鉄櫓西側にある石垣の基礎を調査している。石垣は、自然石をほとんど加工せずに積み上げた「野面(のづら)積み」。江戸時代の大地震の際も被害がなく、当時のまま現存する。  調査によると、基礎は、堀底をさらに一段深く掘り下げた「掘り方」を設け、その中に石を混ぜた土を詰めてたたき締めてあり、その跡が何層もあった。  城郭を研究している滋賀県立大学の中井均教授は「深く掘ってコンクリートのようにして石垣が前にせり出すのを防ぎ、崩れ落ちないようにしたのでしょう」と推測。豊川(とよがわ)近くに立地し、砂地の不安定な地盤と、内外に威信を示す高い石垣にすることに対応するため強固な基礎にする必要があったという。  「胴木」と呼ばれる木を置き、その上に石垣を積み上げるのが一般的な工法だが、今回のように胴木のない構造は知られていない。中井教授は「天正18年は、石垣の築き方に試行錯誤だった頃で、その時代の基礎構造が分かった事例として貴重。その頃の石垣が残っているのは基礎がしっかりしていたからではないか」と話している。  4日の現地説明会は午前10時からと午後2時から。調査員が、いずれも一時間半の間に随時説明する。豊橋公園の本丸広場に集合する。

関連記事

荘内日報社

酒田港に最上級大型クルーズ船

 県と酒田市は23日、シルバーシー・クルーズ(本部・モナコ)が運航するモナコ船籍の大型クルーズ船「シルバー・ミューズ」(4万791総トン、乗客定員596人、クルー411人)が2021年4月、酒田市の酒田港に初寄港す...

紀伊民報社

巨大な落石防護柵 地滑りの兆候で対策

 地滑りの兆候が確認されている和歌山県田辺市上秋津の奇絶峡に、高さ5・5メートル、延長約150メートルの落石防護柵が設置された。柵の上60メートルの所にある直径約3メートルの巨石が転落しても止め...

漂着ごみ186キロ収集 龍北中生らリサーチきょら活動 龍郷町

 鹿児島県奄美大島龍郷町の龍北中学校(山縣祥美校長、生徒7人)と奄美海上保安部は23日、同町の嘉渡海岸で漂着ごみを調査する「リサーチきょら活動」を実施した。生徒たちは教諭9人、海保職員4人と共に...

「ハピまん」2万個販売 チーズ伸びて大ヒット 音更

 JA木野(清都善章組合長)の子会社が運営するスーパー「ハピオ」(音更町木野大通西7、石田晴久店長)が4月から販売している、チーズまんじゅう「ハピまんチーズ」の売れ行きが好調だ。これまでに2万個を...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク