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長野日報社

飯島小学校支えたモミの木 開校150周年モニュメントに再生

丸太になったモミの木をやすりで磨く飯島小の児童(飯島小提供)

長野県内の小学校で2番目に古い飯島町飯島小学校の象徴として長年愛され、今年3月に寿命のため伐採されたモミの木の根元部分が、児童も作業に携わる中で開校150周年記念のモニュメントとして再生された。30日に開く150周年記念式典では、モミの木が歌詞に登場する「飯島小学校百年の歌」を半世紀ぶりに披露。牧内優幸校長は「長い歴史と地域の支えの上に成り立っている飯島小。その重みを感じ、未来に向かっていきたい」と話している。

百年の歌は50年前の開校100周年の時に作られた。当時4年生で町内上ノ原に住む酒井香さん(59)が作詞し、音楽を教えていた小川広司さんが作曲した。

「そびえるもみと大いちょう。見上げて通る石だたみ」と、歌の出だしに登場するモミの木。町教育委員会が2002年に刊行した「飯島町の古木・名木・巨樹」には「卒業生にとっては子ども時代の思い出を呼び覚ます木である。学級や会の名前に付けられるなど飯島小学校のシンボル的存在で、相変わらず子どもの成長を見守り続けている」と記されている。

製材に関わるPTA関係者らの協力もあって、残された根元はモニュメントになり、2年2組と4年2組の児童が、やすり磨きを担当。子どもたちはモミの木の大きさに改めて驚きながら作業した。

歌を作詞した酒井さんには、モミの木を歌詞に入れた記憶はないが、記念式典では1、2年生がこの歌を合唱。孫で2年の陽稀君もその輪に加わる。さまざまな巡り合わせに酒井さんは「とてもうれしい。飯島小の子どもたちには伸び伸びと、自信と信念を持って成長してほしい」と話す。

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