諏訪市 マンホールカード作製 12月14日から配布
諏訪市が配布するマンホールカードの拡大見本。実物は縦9センチ、横6センチほどの大きさで12月14日から配布する
諏訪市は7月に新たに採用した市内マンホールのふたのデザインを図柄にした「マンホールカード」を作製し、12月14日から無料配布する。市が同カードを作るのは初めて。市水道局は「カードを通して下水道に関心を高め、重要なインフラだと見直してもらえれば」と話している。
マンホールカードは、国土交通省や日本下水道協会などでつくる下水道広報プラットホームが地方自治体と共同制作している。諏訪地域では茅野市や県諏訪湖流域下水道事務所がすでに作製して配布している。
諏訪市は昨年度にマンホールのふたのデザインを公募し、今年7月に採用された作品をカードにあしらった。観光資源の諏訪湖、花火、高島城を表現している。湖には多くの魚が泳いでおり、魚や城の石垣にはカタカナで「ミンナデキレイ」という文字も読める。同市中洲の会社員藤森実さん(49)が発案した。
縦9センチ、横6センチほどの大きさで4000枚作った。表面にマンホールデザインと第1号のカラーぶたを設置した同市諏訪1の歩道位置の緯度や経度を載せ、裏面にデザインの説明が記載されている。
JR上諏訪駅構内の市観光案内所で配布する。市水道局によると、全国にはカードの収集マニアが居るそうで、「カードは現地に行かないと手に入らないので、市内に足を運んでもらうことで観光活性化につながれば」と期待している。
配布時間は午前9時~午後5時30分。1人1枚配る。問い合わせは市水道局施設課(電話0266・52・4141、内線769)へ。
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