豊川の桜町連区が大型店舗進出に備え通学路点検
豊川市八幡地区の大型商業施設イオンモール進出計画を受け、進出地の地元・桜町連区が桜町小学校区の通学路を点検した。子どもたちの安全を確保するため、危険個所や改善案を集約して後日、市に要望する。 鈴川智彦連区長や各区長と、桜町小の小澤慎一校長も参加。桜町や蔵子、小田渕町など連区内の通学路20カ所以上を巡り、現状を確認しながら危険個所を洗い出した。 イオンモールが進出するスズキ跡地は桜町小から北に約700㍍の近さにあり、開業後は来店客による車の交通集中で通学路や生活道路への進入が心配されている。最短で2022年秋とされるオープンまでに危険個所への対策を講じようと、地元住民による点検が行われた。 名鉄・小田渕駅近くのガード下では、車1台しか通れないほどの幅の道路が通学路にもなっており、児童は危険と隣り合わせ。茂みで覆われた部分に歩道を整備する案が持ち上がった。また、白川に架かる裏五六橋付近では通勤・通学時間帯に車や自転車、児童らが往来することも報告され、新たな歩道橋を新設する案も浮上した。 鈴川連区長は「市からは現状で存在する問題に対応していくという答えをもらっている。今のうちからやれることをしておきたい」。毎朝、子どもたちを見守りながら通学路を歩いている小澤校長は「いつ事故が起きてもおかしくない場所もある。イオンモールが来れば今より交通量が増えるので、子どもの安全を最優先に考えていきたい」と話した。
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