全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

釧路新聞社

アイヌ文様切り絵に挑戦【釧路】

真剣な表情で型紙からアイヌ文様を切り出す園児たち

市が春採湖・阿寒湖周辺で取り組む、アイヌ民族の伝統的生活空間(イオル)再生事業の一環。阿寒湖周辺では今年、ニタイトーの森などに樹木の説明書きを設置したほか、サケの捕獲・放流体験、アイヌ文様刺しゅう体験講座などを実施しており、今回の切り絵教室が今年度の最終事業となる。

 この日は、アイヌの伝統・文化を題材にした絵本「ほら、見てごらん」の読み聞かせが行われた後、園児らが渦巻きなどをあしらった文様が描かれた型紙を使って切り絵に挑戦。阿寒アイヌ教会の下倉絵美さん、鰹屋エリカさん、郷右近富貴子さんが講師を務め、園児らにはさみの使い方や切り取り方などを丁寧に指導した。

 完成した文様はラミネート加工が施され、記念の下敷きとして園児らにプレゼント。海老根心奈ちゃん(5)と志賀日和ちゃん(6)は「思っていたよりも簡単で、すごく上手にできた」と笑顔を見せていた。

 下倉さんは「きょうつくったアイヌ文様が、記憶として心に残ってくれたらうれしい。子供の体験を通じて、大人にもアイヌ文化への理解が深まってくれれば」と話していた。  次年度以降のイオル再生事業は、今年9月に政府が決定した「アイヌ政策推進交付金事業」(釧路市1億3161万円)に移行される。

関連記事

宇部日報社

市長賞に花園自治会、春の花壇コンクール、特別賞や最優秀賞決まる【宇部】

 宇部市春の花壇コンクールの受賞団体が決まり、最高賞の市長賞には東岐波の国道190号沿いの花壇を彩った花園自治会(伊藤昌洋会長)が輝いた。市、市ガーデンシティ緑化運動推進委員会(会長・篠﨑圭二市...

紀伊民報社

南高梅が不作 平年の3割弱 梅の着果調査

 JAや日高振興局などでつくる「日高果樹技術者協議会」は19日、和歌山県の御坊・日高の4市町で実施した本年産南高梅の着果調査結果を発表した。主産地であるみなべ町と印南町の着果数は、過去10年平均...

苫小牧市ロゴマーク制定記念 22日に切手シート発売

日本郵便北海道支社は22日から、苫小牧市のロゴマーク制定を記念したオリジナルフレーム切手の販売を始める。84円切手10枚から成るシートで1枚は市のロゴマーク、残り9枚はとまチョップが樽前山山頂に登...

荘内日報社

龍神様とご縁を結ぶ 善寳寺 「辰歳御縁年記念企画」始まる

 鶴岡市下川の龍澤山善寳寺で12年に1度の「辰歳(たつどし)御縁年記念企画」が始まった。本堂で祈祷を受けた後、奥の院・龍王殿を拝観し「龍神様」とご縁を結ぶ。このほか国の重要文化財に指定されている絵画「...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク