温泉街も「冬支度」 白良浜に防砂ネット

砂浜に打ち込んだ木のくいにネットを掛けていく町職員(19日、白浜町の白良浜で)
和歌山県白浜町は19日、白良浜に防砂ネットを設置した。細かい砂が冬の北西風で飛散しないようにするもので、白浜温泉街の「冬支度」として1982年から続いている。
町職員が砂浜に長さ1・5メートルの木のくいを約2メートル間隔で打ち込み、長さ20~30メートルの網を手際良く張った。来年3月中旬に取り外す。
町は、江津良浜にも防砂ネットを設置する。来年4月中旬に撤去するという。
白良浜の護岸では12月7日から、夜間(午後5時~10時)に電飾を点灯させるイベントがある。町商工会青年部と白浜温泉旅館協同組合が主催。来年1月26日まで。
12月7日午後7時半からは、女性アカペラグループによるコンサートがある。無料。8時10分ごろからは打ち上げ花火が約100発上がる。同組合が主催する。
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