瓶詰めされた「ヌーボ」に光を当てて、異物混入の有無などをチェックする職員
今年産ブドウを原料にした新酒「十勝ワイン ヌーボ赤2019」の瓶詰め作業が19日、町ブドウ・ブドウ酒研究所(安井美裕所長)の製造工場で行われた。3000本を製造し、28日に発売する。
後志管内仁木町で収穫した「ツバイゲルト」が原料。同品種を単独で原料とするのは2年連続。本来は「清見」を原料としていたが、比較的安定した収量が見込めることから昨年、ツバイゲルトに切り替えた。
工場内では異物の混入状況をチェックした瓶にラベルを貼り、1本ずつ箱詰めした。同研究所は「天候に恵まれ熟期が早く、例年に比べて収穫が9日ほど早かった。品質も良く、味、香りともしっかりしている」と話している。
「十勝ワイン ヌーボ」は、ボージョレ・ヌーボー(21日午前0時解禁)と同じ製法。国内では最も遅いヌーボーとして人気を集める。1本(720ミリリットル)1386円(税込み)。道内を中心に全国で販売される。
発売日に合わせて開催している「ヌーボ解禁パーティー」はワイン城が改修中のため、今年は中止した。
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