
飯島町文化館の玄関ホールに積み上げられた400個の米俵
長野県飯島町を舞台に米俵を担いで健脚を競う第7回「飯島町米俵マラソン世界大会」が24日に行われる。大会の成功に向けて機運を高めようと、主催する実行委員会の関係者らがメイン会場の町文化館玄関に米俵を飾った。今年作った400個をピラミッド形に積み上げ、公開している。
実行委によると、今年は過去最高の約950人がエントリー。出場予定者は北海道から大分県まで全国各地に及んだ。今年も町文化館を発着点に、3・4キロ、5キロ、10キロの3コースで、担ぐ米俵の重さ(1、3、5、10キロ、米俵なし)に応じた計18種目を競う。米俵は一つが直径約23センチ、長さ約45センチ。同大会の出場経験者は過去に使った米俵を持参して走るという。
当日は文化館横を午前11時から順次、各種目がスタート。今年はゲストランナーに、東京箱根間往復大学駅伝競走(箱根駅伝)で「2代目山の神」とも言われた柏原竜二さん=富士通=を迎える。
関係者ら14人が町文化館に積み上げた米俵の高さは最大で3メートル。米俵マラソンの発案者で、大会事務局の酒井裕司さん(44)は「1年間をかけて手作りした米俵を多くの方に見てほしい」と呼び掛け、「当日はランナーも沿道で応援する方も楽しめる大会にしたい」と話している。問い合わせは実行委事務局(電話090・3349・0888)へ。
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