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宇部日報社

環境保全の必要性を再確認 岬漁港で県豊魚祭【宇部】

稚魚を放流する関係者や子どもたち(宇部岬漁港で)

 今年度の県豊魚祭が17日、宇部岬漁港で開かれた。同祭実行委員会の主催で市内では9年ぶり。森と川、海の幸の交換や稚魚の放流が行われ、参加者らは環境保全の必要性を改めて確認した。宇部さかなまつり(同まつり実行委主催)も同時開催され、多くの市民が地元の水産物を買い求めていた。  県内の海や川の豊かさや恵みを再発見するとともに、森、川、海を一体的に捉えた環境保全の必要性を見詰め直すことで、水産業の置かれている現状や将来の在り方について理解を深める触れ合いの場として、県内で巡回開催している。  県漁協宇部統括支店で行われた式典では、実行委会長の森友信県漁協組合長が「豊かな海の再生、水産力の活性に努めていきたい」、久保田后子市長が「今後も環境保全に力を入れたい」とあいさつ。河村建夫衆院議員、林芳正参院議員、村岡嗣政知事らが祝辞を述べた。  「ふるさとの海・川に関するポスター」の入賞者表彰式では、ともに優秀賞に選ばれた小学生の部の福田琢人君(常盤6年)と中学生の部の上岡美琴さん(黒石3年)ら8人が賞状を受け取った。  古里の自然の恵みとして、小野小5年の川脇凜咲子さんと中村郷太君が森と川の幸となる小野茶とミカン、アユ、岬小6年の片平柊君と辻岡うてなさんが海の幸のアサリとノリ、車エビを持ってステージに上がり、交換して互いに協力することを誓った。  放流したのはキジハタとトラフグ、ヒラメ、カサゴの800匹。式典に参加した関係者や小・中学生に一般の来場者も加わり、バケツに入った稚魚を漁港の浮桟橋から放した。  宇部さかなまつりでは地元で取れた活魚や鮮魚、水産加工品を販売したほか、貝汁の無料接待や魚のつかみ取り、国土交通省の港湾業務艇に乗船しての港の見学会などもあり、朝から多くの市民でにぎわった。

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