西表島の自然満喫 トライアスロンに89人出場 Happy77
かわいらしいフラで開会式を盛り上げる「リノレオ」の子どもたち=17日、祖納・前泊海岸緑地公園
かわいらしいフラで開会式を盛り上げる「リノレオ」の子どもたち=17日、祖納・前泊海岸緑地公園
【西表】第3回西表島Happy77トライアスロン(西表島スポーツプロジェクト主催)が17日、祖納・前泊海岸緑地公園をメイン会場に開催された。89人が参加、西表島の景色を楽しみながら汗を流した。
開会式では「リノレオ」がかわいらしいフラを披露。スターターは、自転車競技に取り組んでいる祖納出身の崎原波琉(はる)君(八重高2年)と古見天(そら)君(八重農1年)が務めた。
スイム2㌔は前泊海岸、バイク60㌔は野原崎展望台の折り返し、ラン15㌔は祖納~干立~白浜方面を周回するコース。
主催者の川尻哲央さんは「タイムを計らないトライアスロンは珍しいが、西表島に合っている。ゆっくりロケーションを楽しんでほしい。住民もトライアスロンに触れてほしい」と話した。選手を応援しやすくするため、名前付きのゼッケンを取り入れた。
神奈川県から初参加の北山めぐみさん(45)はトライアスロンの元プロ選手。一度はトライアスロンを嫌いになったが、引退後、コーチをしながら楽しさに改めて気付き、この大会を知った。「とても楽しかった。海がきれいでずっと泳いでいたかった」と制限時間ギリギリまで泳ぐなど、西表の自然を満喫した様子だった。
大会の後半は、あいにくの雨となったが、選手もボランティアスタッフも終始大会を楽しんだ。選手は上原小の児童らと一緒にゴールし、手作りのメダルをかけてもらった。ジュニアサッカーチーム「FC PAPAYA Jr.」が3年連続でエイドステーションを手伝った。
夜は中野わいわいホールで懇親会が行われた。(曽根田容子西部通信員)
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