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長野日報社

縄文住居カヤふき替え中 ボランティア募る 井戸尻応援団

井戸尻遺跡にある縄文時代の復元住居の全面ふき替えに向けてカヤの下ごしらえ作業を行うボランティアら

 富士見町の縄文文化と井戸尻考古館を盛り立てる活動をしている住民有志グループの井戸尻応援団と、同考古館は、井戸尻遺跡にある縄文時代の復元住居のカヤふき替えを行う。16、17の両日は多くの人に地域の縄文文化に関心を持ってもらおうとボランティアも募って、ふき替え作業の前段階となるカヤの下ごしらえ作業を現地で行った。

 復元住居は3度建て替えられ、現在の住居は1993年に建設。柱の配置や炉など縄文時代中期の井戸尻期に標準的な形態を復元した。管理する同考古館がこれまで、傷んだ部分を取り除いて新しいカヤをふき、傷みが内部まで達しないようにする「差し茅(がや)」で補修してきたが、一部に草が生えるなど老朽化が目立つようになったことから同応援団が、県地域発元気づくり支援金を活用して復元後初となる全面ふき替えを計画。今年と来年の2年間行う予定で、町内のかやぶき屋根職人がふき替えを手掛ける。

 今年は年内に住居のほぼ半分をふき替える予定。必要なカヤ約600束(1束直径約30センチ)は同応援団がボランティアの協力も得て昨年町内で刈り取って準備した。

 カヤの下ごしらえ作業には同応援団メンバーやボランティア約20人が参加した。23日にも行う予定で、同応援団は「作業を通して縄文文化に理解を深めたり、井戸尻遺跡に愛着を持ってもらえたら」と手伝ってくれるボランティアを募っている。

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