
人気格闘ゲームで熱戦を繰り広げた参加者たち
コンピューターゲームで対戦する「eスポーツ」の振興に取り組む「長野県eスポーツ協会(NeSPA)」は今秋から、プロを目指すアマチュア向けのリーグ戦「アンダーリーグ」を県内各地で試験的に実施している。国内では珍しい取り組みといい、16日はリーグ5戦目となる予選会を伊那市内で初開催。県内外の若者ら約30人が、人気格闘ゲームで熱戦を繰り広げた。
リーグ戦では、10~12月に県内全7会場で予選を実施し、予選突破者による決勝戦を12月に松本市で行う予定だ。各予選や決勝戦の優勝者には賞金が贈られる。
同協会によると、アマチュア向けの大会は単発では行われているものの、リーグ戦として継続実施するのは国内では例がないという。2020年の本格実施を目指していて、信州をeスポーツが最も盛んな地域にしたい考え。県外からの参加など交流人口の拡大も見込めるという。代表理事の市川潤さん(33)=松本市=は「多くの人にとってeスポーツがより身近なものになるようにし、プロへの登竜門となるリーグにしていきたい」と意欲を見せている。
伊那市内の予選に参加していた駒ケ根市の30代男性は「普段はインターネットで対戦しているが、きょうは面と向かって交流でき臨場感もあって楽しめた。みんなが集まれる大会が増えると、うれしいですね」と話していた。
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