ジャバラ収穫始まる

収穫が始まった村営農園のジャバラ(16日、北山村で)
和歌山県北山村特産のかんきつ「ジャバラ」を栽培している村営農園で16日、果実の収穫が始まった。「今年は天候に恵まれ作柄も良い」と担当者。収穫は12月上旬まで続く見通し。
ジャバラは村に自生していたかんきつで、村おこしとして栽培。近年、花粉症などの緩和に効果があるとして注目が高まっている。
村では、村営農園を含め農家29戸が計約8ヘクタールで栽培。村営の相須農園ではこの日、午前7時半ごろから作業員約10人が、テニスボールほどの大きさになった果実を一つずつ丁寧に収穫した。
収穫量は村全体で約100トンを見込んでおり、1割が果実として出荷、9割は加工品になるという。
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