盲導犬の役割を学ぶための出前授業
アイマスクをしてヒカと歩く児童(小野小で)
小野小(河口龍裕校長)で13日、盲導犬の役割を学ぶための出前授業「盲導犬学校キャラバン」があり、3、4年生5人がPR犬に導かれながら体育館を歩き、視覚障害者への配慮も教わった。楠ライオンズクラブ主催。 日本盲導犬協会島根あさひ訓練センター(島根県浜田市)の辻芽衣子さん(22)と、ラブラドルレトリバーのヒカ(雌4歳)が来校。ハーネスを着けた状態の盲導犬は「仕事中」なので、むやみに触らないでと注意したり、訓練方法などを紹介したりした。 歩行体験では、子どもたちはアイマスクを着けた状態で、障害物が置かれた約10㍍区間をヒカと進んだ。盲導犬にはユーザーに曲がり角や段差を知らせ、障害物を避ける役割があること、電子端末を操作しながら歩く「歩きスマホ」の危険性などを学んだ。 金子修也君(4年)は「目隠しした状態で歩くのは不安だった。視覚に障害のある人が困っていたら、手伝えることがないか声掛けしたい」と話していた。 キャラバンは14日に吉部と小羽山、15日に船木と見初の小学校4校でも開かれる。
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