全国郷土紙連合

全国12新聞社加盟kyodoshi.com

北海道から沖縄県石垣島まで、南北に長い日本列島。今日もどこかでホットなニュースが生まれる。

荘内日報社

「庄内柿」香港に向け出荷

 酒田市のJAそでうら(五十嵐良弥組合長)が庄内柿を酒田港から香港に輸出することになり、トラック積み込み作業が12日、同市坂野辺新田の同JA選果場で行われた。市産業振興まちづくりセンター(サンロク)の仲介で農産物輸出業者「世界市場」(東京都、小山朝英最高経営責任者)が2回、合わせて約3・5トンを試験的に輸出するもの。航行中の約10日間を使い脱渋する方式で、異なる脱渋・予冷方法を組み合わせ約10種でテストし、結果を見て来年は25トン程度に増やす構想だ。

 サンロクが2017年12月、世界市場と酒田産農産物の輸出に関する意見交換を始め、その後、地元の農協や生産者らと可能性のある作物などについて協議。その中で、JAそでうらが今年8月下旬から9月下旬にかけて5回、試験的にアールスメロン約1500玉(約2・4トン)を陸路で大阪に運び、関西空港から香港に輸出。香港・中国でレストランなど外食を展開する「香港マキシムグループ」がケーキなどの原料に使い、好評だったという。

 今回は、新たな作物の可能性を探る中、豊作になった庄内柿に着目。いずれも香港でスーパーを展開する「イオンストアーズ香港」「一田(YATA)」に、酒田―韓国・釜山間の国際定期コンテナ航路を使い、輸出することになった。

 輸出するのは庄内柿の主力品種「平核無(ひらたねなし)」465箱(1箱7・5キロ)。今月11日、17日の2回に分けて酒田港を出港する。それぞれ保冷機能が付いた20フィートのリーファーコンテナで、庫内温度を0度に保ったまま輸送する。

 輸送中の脱渋方式は大きく分けて、固形アルコールを使うものと、脱酸素剤を使うものの2種。脱渋開始時期の違いや、脱渋を終えたものや、生のものを運んで香港で脱渋する方式を含め、計10種程度を試す。

 12日のトラック積み込みは、17日出港分で、関係者が見守る中、コンテナを載せたトラックに柿の箱が積み込まれた。同JA営農販売部の庄子知之園特販売係チーフは「販路拡大や、生産者の高齢化が進む中で労力削減につながれば」と期待を語った。同JAの柿の生産量は年200トン前後で、柿の輸出は初という。

 世界市場の小山氏は「香港で柿は人気があるが、スペインや中国産が主流。日本産も和歌山県産などが少し出回っているが、廃棄率が高く、高値になるので、買うのは富裕層が中心。価格を日本国内の1・5―2倍程度に抑えられれば、中間層も買えるので、うまくいけば大きな商品になる。当地ではほかに洋ナシも可能性がある」と語った。

香港への輸出に向けて行われた庄内柿の積み込み作業=12日午後、酒田市坂野辺新田のJAそでうら選果場

香港に輸出される庄内柿

関連記事

北羽新報社

これぞ白砂青松 能代の住民団体が砂防林で松葉かき

 能代市の住民グループ・風の松原に守られる人々の会(桜田隆雄会長)は17日朝、今年度の林床改良作業を同市河戸川字西山下の松林で始めた。クロマツの生育環境を整え、「白砂青松」の美しい風景を維持しよ...

戦跡や慰霊碑巡る 学習成果発表向け 八商工観光コース

 八重山商工商業科観光コース2年生14人が17日、慰霊の日特設授業や観光コースづくりにつなげることを目的に㈲南ぬ島交通企画の「平和学習ツアー」に参加し、戦跡や慰霊碑を巡った。6月23日の「慰霊の日」に...

長野日報社

御柱祭下社里曵き 安全な曳行へ氏子協力 夜間にずれ込み日程課題 長野県

 諏訪大社御柱祭下社里曳きは14~16日に長野県下諏訪町で行われ、春宮、秋宮の社殿の四隅に計8本の御柱を無事に曳き建てた。初日午前に小雨が降ったが期間を通じて天候に恵まれ、新型コロナウイルスの感染...

紀伊民報社

パンダの竹でイカの産卵床 食べ残し使い30基

 和歌山県白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」は17日、ジャイアントパンダが食べ残した竹の枝葉を使ってアオリイカの産卵床を作った。町内の海底に沈めて産卵状況を観察し、効果があれば継続し...

加盟新聞社

カテゴリー一覧

アーカイブ一覧

アクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス

関連リンク