沖縄県高校総合文化祭 八重山3高校優秀校に 八重農と八重高、全国大会へ
【沖縄】第43回沖縄県高等学校総合文化祭・第30回沖縄県高等学校郷土芸能大会(県高等学校文化連盟主催)が9日午後、沖縄市民会館大ホールであり、八重山3高校が優秀校に選ばれた。このうち八重農と八重高は来年8月3日から3日間、高知県で開かれる全国高文祭に県代表として派遣される。八重山勢の全国大会派遣は1991年から30年連続。八重農は2年連続14回目、八重高は2年ぶり20回目(3高校合同も含む)。
大会には県内11校(合同含む)が出場し、各地の伝統芸能や民俗舞踊10演目を繰り広げた。
八商工(桃原咲羽部長、部員20人)は海人と妻たちの心意気を威勢よく踊り、航海安全と豊漁を祈る「八重山の海人かりゆし」、八重農(新城愛結部長、部員29人)は稲の発芽や稲が伝わった時代の稲作、脱穀・精米の様子、豊作の喜びを表現する「米(まい)ぬ為(な)し」、八重高(稲嶺優海部長、部員37人)はタイラクやコームッサーなど黒島保里村の民俗芸能を紹介する「今日(きゅう)が日(ぴ)ば 黄金日(くがにぴ)ば」で歌三線と舞踊を堂々と披露。審査中は3高校のアトラクションもあり、多彩な演目で会場を盛り上げた。
八重農の新城部長(3年)は「重圧もあると思うが、自信を持って合言葉の『結』と周りへの感謝を忘れず、助け合いながら頑張ってほしい」、八重高の稲嶺部長(同)は「全国をずっと目標にしていたので本当にうれしい。後輩たちには国立劇場の切符を取り、八重山芸能を知らしめてほしい」とそれぞれ後輩にエール。八商工の桃原部長(2年)は「悔しかったが、今持っている力を出し切り、楽しめた。来年の全国出場権獲得を目指して練習を頑張っていきたい」と来年を見据えた。
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