バンコクで十勝チーズPRへ 振興局局長、自ら売り込み
十勝総合振興局は十勝産チーズの売り込みに力を入れている。今月は15日に三井真局長がタイ・バンコクに出向いてPRを展開、東京の飲食店でのディナーイベントも予定している。
東南アジアで十勝産チーズを売り込む(左から)三井局長と佐藤代表理事
バンコクでは昨年もチーズをPRしていた。今回は「どさんこプラザバンコク店」の開店1周年フェアに参加、十勝品質事業協同組合とともにラクレットチーズを売り込む。バンコクではNHK・BSで連続テレビ小説「なつぞら」が放映、数年前からチーズ人気が高まっている。
三井局長と十勝品質事業協同組合の佐藤聡代表理事が7日、十勝総合振興局で記者会見を開き、タイでのプロモーションを説明。三井局長は「タイから十勝に来る人は約2000人(2017年度)ほどで伸びしろがある。ラクレットを中心に十勝をPRしたい」と強調、佐藤代表理事は「チーズをかける食材もPRできる。観光客誘致につながれば」と期待した。
チーズの日の11日には、東京銀座の「お取り寄せダイニング十勝屋」でチーズのPRイベントを開催。管内20工房のチーズと十勝ワインなどのペアリングを楽しんでもらう。十勝総合振興局が単独で、都内の飲食店でチーズやワインを売り込むイベントは初めて。
三井局長は「なつぞらの放映直後だからこそ酪農の誇りや歴史を伝えたい」と話している。
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