除雪トラックの操作・走行訓練

除雪トラックの操作を学ぶ事業者(宮野除雪基地で)
県内の建設業者を対象にした除雪トラックの操作・走行訓練が5日、山口市宮野上の山口維持出張所宮野除雪基地であった。大雪による大規模災害への備えと特殊車両の担い手確保を目的に、国土交通省中国地方整備局山口河川国道事務所が初めて開いた。 同事務所と災害に関する協定を結ぶ県内53事業所のうち、11事業所24人が訓練に参加した。 同事務所から委託を受けて市内の国道の維持作業を行っている石山建設(大内)の従業員が、除雪トラックの操作や雪で立ち往生した車両のけん引作業を説明。除雪トラックの走行時には、「雪を取り除くプラウが路上のマンホールなどに引っかからないよう注意が必要」と指導した。参加者は実際に路上に出て除雪トラックを運転し、操作を習得した。 同事務所は今年、全国の災害に対応する広域用の除雪トラック1台を配備。事業所と連携しながら広域的な支援を行う。 西岡寿雄副所長は「訓練で培った技術を生かして安全な作業を行っていただきたい。車の利用者には冬用タイヤの装着をお願いしたい」と話していた。
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