宇部まつり 23万5000人、熱気あふれる【宇部】
南蛮音頭を踊るパレードの参加者(常盤通りで)
第68回宇部まつりは3日、記念会館前と常盤通りから平和通りまでの間で本祭が開かれた。総勢3500人のパレード、ゲストや地元団体のパフォーマンスなどがあり、23万5000人(主催者発表)でにぎわった。同まつり実行委員会(会長・徳原幹男宇部観光コンベンション協会会長)主催。(3面に関連、8面にグラフ)
同日、市役所前の常盤通り約500㍍区間は、企業や市民団体のパレード隊で埋め尽くされた。宇部観光ふれあい大使2人を先頭に、重さ約4㌧の曳山(ひきやま)が出発すると、市職員、日本舞踊のうべ百扇会、市老人クラブ連合会らが南蛮音頭を踊りながら続いた。最後は観客を交えた総踊りになった。 記念会館前に設けられたハーモニー広場の特設ステージでは、アイドルグループのSTU48、歌手で俳優の吉田栄作さんらによる歌や踊りが繰り広げられた。姉妹都市、スペインのカステジョ市にちなんだ海鮮炊き込みごはんなどを販売するコーナーが開設され、人通りが絶えることがなかった。
前夜祭の2日は、同広場でお笑いライブなどがあった。記念会館前の渡辺翁記念公園にある渡辺祐策像が幻想的にライトアップされた。約1200個のキャンドルで「平成↓令和」の文字がともされると、家族やカップルが写真撮影を楽しんでいた。 宇部まつりは、宇部商工会議所の主導で1934年に市制記念日の祝賀行事として始まった。「炭都祭」から改称しながら、宇部の元気とまちづくりを発信する催しとして受け継がれている。
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